専門家選びで失敗しない為に、次の3つのポイントを紹介します。
1.建設業許可申請業務に精通している
当たり前ですが、依頼するわけですから、その業務に精通している必要があります。
同業者であれば、建設業許可に関する事項を質問して、その回答でほぼ経験値が分かるのですが
一般の方ではそうはいきません。
そこで、一番簡単な方法をお教えします。行政書士の開業年数を調べる方法です。
最近はインターネット等で、行政書士の登録番号を記載している事務所が大変多いです。
あの登録番号をみると開業年数が判明します。具体的にいいますと登録番号の
頭2ケタが登録年となります。
例えば当事務所代表の登録番号は、「051900055号」。つまり2005年開業です。
この登録番号が若い最近の開業なのに、実績多数!などの
キャッチコピーがあると「本当か?」と疑問が沸きますよね。
2.あまりにも安い報酬で業務をうける
経営努力では補いきれないレベルの格安料金で請負っている業者は避ける方が賢明です。
わたしはお客様によくこういった例を出します。
「社長、一杯100円のラーメンを平気で食べますか?」と。
店舗の家賃、人件費、材料費を考えたら、一杯100円のラーメンなんて普通は実現不可能です。
いったい原材料は何を使っているんだろう?と心配になりませんか?
わたしなら怖くて食べられません。専門家に依頼する際の基準も同様です。
全部が全部とはいいませんが、基本的にはやはり「値は値」「安いのは安いなり」だと思います。
それ以外にも基本料金は安かったが、あとで、過大な交通費を請求されたとか
通信費がかかったなどと言って結局安くなかったというご相談もこれまで受けております。
ご参考 → 当事務所の料金の決定方法
3.法律家でありながらも、かつサービス業であることを認識している
いまだに「先生様」で依頼者様をないがしろにする業者もいるようです。
わたしも法律業にかかわる専門家としての誇りは大切だと思っています。
しかし、同時にサービス業であるという認識も決して忘れてはならないと思っています。
たとえば
・相談内容については、一般の方にもわかりやすい用語で回答する
・費用は明確に示す
・進捗状況について逐一報告する
・依頼者の期待以上のサービスを常に考える
こういったことを念頭においています。
逆に、
・質問しても難しい用語を並べたてられ、よく理解できない
・費用について聞いてもノラリクラリとかわされハッキリ教えてくれない
・こちらから連絡しなければ、いっこうに連絡がない
・知識が乏しそうな事務員ばかりが対応し、不安だ
こういった業者は避けた方がよいでしょう。
以上、私見ではありますが、業者の選び方をご紹介しました。
このホームページをご覧頂いた方のご参考になれば幸いです。