建設業許可申請を自分ですることは可能か?
建設業許可は、自分で申請することもできます。
ただし、建設業許可には要件が複雑で、必要書類も多いため、スムーズに手続きを進めるのは容易ではありません。自分で申請する場合は、次のような点に注意しましょう。
申請書類や確認資料は、申請する行政庁のホームページから入手する必要があります。業法改正などにより新様式に変更される場合があるため、最新の書類を入手しましょう。
建設業許可の要件は、人的要件、財産的要件、営業所要件などがあります。建設業法や会社法、民法などの知識を元に、どう記載したら許可要件を満たしていることを証明できるか考えながら作成する必要があります。
申請書類に不備があれば、役所に申請しに行っても受け付けてもらえなかったり、申請後も補正の指示があれば対応しないといけなかったりします。
自分で申請するメリットとしては、費用が安く済むことや、建設業許可についての理解が深まることが挙げられます。一方、手間や時間がかかる可能性があるため、本業に集中する時間の方や、費用が掛かっても良いから早く許可を取りたい場合は、行政書士への依頼を検討しましょう。