経営業務の管理責任者について
経営業務の管理責任者とは、会社が安定して経営できるように経営体制を整え、営業取引上の対外的な責任を負う役割を担う人のことです。
建設業では、建設業許可を取得するために、主たる営業所に経営業務の管理責任者を置くことが義務付けられています。経営業務の管理責任者には、次のような要件があります。
建設業の経営業務について総合的に管理した経験を一定の年数以上有する
- 法人であれば常勤の役員であること
- 個人事業主の場合は本人か支配人であること
また、経営業務の管理責任者の要件を満たすには、次のような書類の提出が必要です。
- 現在の常勤性を証明するもの(健康保険被保険証の写しなど)
- 上記期間の実務内容を確認する資料(建設業許可通知書の写し、請負契約書や請求書の写しなど)
- 過去の経営経験を証明するもの(法人の役員の場合は期間分の登記簿謄本など、個人の場合は確定申告書の写しなど)
経営業務の管理責任者の要件については、各都道府県の建設業課などの申請窓口で事前相談をすることをおすすめします。
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